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上り坂・下り坂はどう走る?その正しい方法!

坂道は、フラットな道とは違った走り方をする必要があります。

上り坂は、平坦地より力が要り、前に進みにくくなりますので、
脚力だけで走ると、脚への負担が大きく、途中でバテてしまいます。

そこで、推進力を強化するために、腕を大きめに振り、
体全体の力で坂道をのぼっていきましょう。
そのために、肘を支点とした腕の角度は通常の90度より広めにし、
つまり手の位置は通常より下におろして、腕振りするようにすると、
肘を後ろに強く引け、全身で力強く坂をのぼれます。
また、目線は坂の頂上や足元を見ないように、できるだけ水平に
まっすぐ前を見ましょう。

疲れてくると、肩が上がり腕に余分な力が入ってきますので、
この方法は力み防止効果もあります。

足は意識してやや強めに反動利用したほうが、軽快に上れます。

筋力がついていないうちは、すぐにバテてしまいます。
その時は極力歩かずに、歩幅を狭めピッチを速めると、
思ったほどペースダウンはしませんよ!
また、脚力も鍛えられます。

下り坂は、斜面と体の一本軸が直角になるようにやや前傾姿勢を保ち、
ストライドを伸ばして気持ちよく駆け下りましょう。
力は要りませんので、ほとんどバテることはありません。

ただ、下り坂では足への衝撃が体重の5~6倍かかるといわれています。
駆け下りる時は、勢いにまかせてブレーキはかけないようにし、
またストライドの伸ばしすぎはほどほどにし、
ピッチの方をより速くしましょう!


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