正しい歩き方を断片的に説明しましたが、
連続して説明します。
姿勢は胸を張った状態で、揺らぎない一本軸の状態です。
目線は足元を見たり、あまり遠くを見すぎないように。
具体的には10~20m前を見ます。
腕振りにより、左肘を後ろに引くことにより、
左の肩甲骨が引き寄せられ、
左の骨盤が自然に前に出ます。
それに伴い左脚も前へ出ます。
左足はかかとから着地し、そこに腰の重心をのせて、
親指の付け根で地面を押します。
かかとから親指の付け根に体重移動するときのポイントは、
シューズの中の5本の足の指は広げることです!
これにより、自然に足首が曲げられつま先は上へ、
またヒザはまっすぐのびて、歩きやすくなります。
次に反対側の右の肩甲骨を引き寄せることにより、
右の骨盤が自然に前にでます。
あとは、同様の繰り返しです。
肩甲骨の引き寄せをきっかけに、骨盤を連動させ、
そのパワーを左右交互に脚・足裏に効率よく伝えていくのです。
つま先は、進行方向をまっすぐ向いています。
つまりガニ股、内股はNGで、左右の足は並行です。
また、できれば一直線上を歩きましょう。
モデル歩きができれば、肩甲骨と骨盤の動かし方は完璧です!
歩道部に、幅15cmの白線が引いてあることがありますので
試してみましょう。
ただし、完全に一本の直線上を歩こうとすると、
無理が生じて足首がねじれる『オーバープロネーション』の状態となり、
故障の原因となる可能性があります。
足の内側の3分の1から半分程度が
ラップしている感じでいいかと思います。
また、スリ足のように極力上下動せず、省エネで歩くことが大切です。
左右の軸のブレも同様に抑えてください。
通勤時などにショーウインドウをカガミ代わりにし、
自分の歩き方をチェックしてみてください。
ジョギング時にも使える基本中の基本ですので、
調子の良し悪しにかかわらず、常に念頭に置いておくようにしましょう!
これはかなり重要ですよ!!!
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