シューズ選びは、他に通気性の良いメッシュをアッパーに使ったものや、
足裏から空気を給排できるソールを使ったものがあります。
走る季節によって変えてみるのもよいでしょう。
私も通気性に優れたものを使っていて、
夏はとても気持ちよく走れます。

ただし、雨が降ったり、誤って水たまりに足を踏み入れると、
すぐに水が侵入してくるという弱点もありました。
ただし、乾くのも速いです。

また、ソールのブロックパターンが大きいものと、小さいモノがあります。
これは実際履いて走ってみないと細かくわかりづらいのですが、
グリップ性に影響します。
パターンが大きいものは、地面を大まかにつかんでいく感じ、
小さいものは、細かくつかんでいく感じがあり、
私はどちらかが好みかというと、小さいほうが足が確実に地に着いている
感じがして好きです。

他には、シューズの内側、土踏まずの部分を見ると、
硬めの素材がついているものがあります。
人は走ると着地時の衝撃で、足首が内側にねじれて
その衝撃を緩和する『プロネーション』と呼ばれる動きをします。
このローリングが大きくなりすぎることを、『オーバープロネーション』と
いい、ヒザや腰の故障の原因となります。

これを防止するために、硬めの素材がついているものが、
プロネーション対応シューズと呼ばれています。
足のねじれを抑制し、安定した走りができますので、
シューズ選びの参考にしてみてください。

最後に試し履きの時の感じと、
足に馴染んできたときの感じが少し違ってきますので、
それも思い描きながら購入しましょう。
購入時は安定感がなく、ちょっと浮いた感じがしますが、
馴染んでくると少し沈んでくるせいか、安定性・フィット感が増します。